扇町公園の再整備計画

扇町公園は、大正14年に設置された都心型公園であり、周辺は梅田と天神橋の新旧賑い地区を控え、かつては小劇場が近くに立地し、メディア系学校が立地する文化的色合いが特徴をもつ地域でもある。また、大川近くの都心居住地区やビジネス街も近接し 働く世代や家族層のニーズもあり、公園の再整備に対しては多様な要請が寄せられてい ました。

一方、扇町は社会環境面で固有なエネルギーをもちながら、その力が生活環境面に表れておらず、景観的個性に乏しい印象の街にとどまっていました 。「都市の場所性が表出し街の賑いを高めることで、扇町にふさわしい風景を創り出す」を目標に、公園と隣接するキッズパークと一体にランドスケープデザインを試みています。

作品名
扇町公園再整備基本設計・実施設計
住所
大阪市北区扇町
発注
大阪市ゆとりとみどり振興局
設計
(株)現代ランドスケープ 、(株)梓設計(扇町プール)
計画・設計期間
1990 年 6 月~ 2003 年 3 月
提携
扇町公園:7.504ha
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