設計にあたっては、精神医療が地域社会と隔絶された世界ではなく、日常の延長線上にあるものと捉えなおし、新病棟を取り巻く屋内外の空間に、既存樹林や地形等の豊かな自然環境、周辺地域の景観との調和等を図りながら、これら環境特性を活かした “社会との接点となる場“をつくることで、患者のリカバリーをサポートする先進的な医療環境の実現を目指しました。
- 作品名
- 愛知県精神医療基幹病院全面建替計画
(ランドスケープコンサルタント協会最優秀賞) - 所在地
- 愛知県名古屋市千種区徳川山町
- 発注
- 愛知県精神医療センター
- 設計
- (株)現代ランドスケープ・(株)久米設計
- 設計期間
- 2010 年~2013 年
- 規模
- 約4.86ha